福島県会津地方レペゼン!
民芸玩具はその成り立ちから郷土色が色濃く出るものが多いのですが、こちらもそのひとつ、福島県会津地方の「赤べこ」です。「べこ」とは東北地方の方言で「牛」という意味。現地の人の発音的には「赤べこ」というより「あがべご」というほうが近いかもしれませんね。
おいおい、なんで牛が赤いんだよ、という皆さん。
赤には「魔よけ」の意味があり、これは福島県会津地方に限らず、全国の民芸玩具的にポピュラーな定説となっています。諸説あるものの、だるまが赤いのも同じ理由なんだそうです。
赤べこ=ポジティブバイブス!
赤べこはいわゆる張り子づくりになっていて、鼻先をちょこんと押すと、首から先がゆらゆらと揺れるユーモアさが魅力です。民芸玩具にありがちな気持ち悪さがありません←きっぱり!
頭をタテに揺らすと、赤べこが「うん、うん」とポジティブに頷いてくれているような気さえします。←気のせいだろっ!
それにしても、我が家の赤べこは一体いつからいるのでしょう?いつ手に入れたのか、どこで手に入れたのか、まったく記憶にないのです。
実はその昔、福島県の猪苗代スキー場で住み込みのアルバイトをしていたことがあるので、もしかしたらそれ以来かれこれ20年以上、せっせと我が家の“魔よけ”をしてくれているのかもしれません。
こちらもいつ手に入れたか不明なのですが、赤べこのちょっとしたオブジェ(簡単組み立て式)です。こうしてみると、赤べこってなかなかにデザイン的で、スタイリッシュですよね。なんでもBEAMS JAPANと赤べこのコラボ、な~んて商品まであるそうです。
以上、オシャレ業界も要注目の赤べこでした!
赤べこの永遠のライバル!?
さて、赤べこを紹介したら、こちらも紹介しないわけにはいかないでしょう!