6リングケースって?
一言でいうと、手帳や小物管理にピッタリな便利グッズ。ファスナータイプやバインダータイプのものがあり、付箋やはさみなどの文具のほか、領収書の管理やポイントカード収納、なかには薬や絆創膏といった救急用品を入れている人もいるとか。
文具やルーズリーフを加えてビジネスシーンで使うもよし、通帳や領収書を入れて家計管理をするもよし。とにかく、使い方はその人のアイデア次第。バッグの中をスッキリさせたいときにも、活躍してくれそうだ。
ではそんな6リングケースを、どんな風に使いこなすのがスマートなのか。さっそく調べてみた!
ビジネスシーンではどう使う?
まずは、仕事での使い方。
お気に入りのマンスリーやデイリーのリフィルを購入し、システム手帳のように使う人が多いと思うけど、そこにファスナー付きのリフィル、ボタン付きの収納リフィルを加えれば、「手帳+ペンケース+ミニ文具」がひとつになったオリジナル手帳ケースに。
ボタン付きの収納リフィルには、USBメモリ、バラバラになりやすいミニ付箋、修正テープなど、デスクワークに必要なものを入れておけば、デスク周りもスッキリ。
外出時にデスク周りの文具をいちいちペンケースに入れ替えて…などの作業をしている人は、少しの時間かもしれないけど、出かけるときの時間短縮にもつながるはず。最近では文具の小型化もどんどん進み、かさばらない便利な商品が続々と登場している。そういった小型商品を探すのもワクワクした時間になるだろう。
そうそう、肝心なケースのサイズだけど、個人的にはA5がおすすめ。カバンにいれてもかさばらない大きさだし、A4の書類を綴じることもできる。世の中にはA5サイズ用6穴パンチという便利な商品があるので、それを活用するとより使い勝手がよくなるだろう。
例えば、プロジェクト進行表(スケジュール)の書類があるとしよう。これを綴じておけば、手元でサッと確認できるし、他の人にもすぐ共有できる。また、自分のスケジュールとの照らし合わせも容易に。
ただ、あれもこれもとよくばりすぎて、ケースがパンパンに膨らんでしまうと、見映えが悪くなってしまうので気を付けたいところ。必要最低限のものをスマートに持ち運ぶのがデキるビジネスマンだろう。
余談ではあるけれど、お財布なんかが良い例かもしれない。お金を貯めている人ほど、財布の中身はスッキリ・キレイに整頓されていると言われているから。
家計管理から小物収納、救急セットまで!
お次は、プライベートでの活用法。こちらは本当に使い方が幅広い。
フリーランスの人や主婦が金銭管理に活用しているのは知っていたけど、切手やハガキ、一筆箋を入れてお手紙セットにしていたり、持ち運び前提ではなく、散らばりがちなネジやフック類をまとめて収納しておくのに使ったりと、目からウロコな使い方が、まぁ、あるわ、あるわ。
そんな中で、筆者が「おぉっ」と思ったのが、絆創膏やお薬手帳を入れた救急セット。絆創膏、綿棒、薬、コンタクトレンズの替えなどのほかにも、お薬手帳や診察券をまとめておけば、外出時に急に具合が悪くなったり、ケガをしたときに大活躍。出張や旅行の際にも持っていれば重宝しそうだ。
複数購入して、使い分けるのもおすすめ
今回筆者が購入したのは、シンプルなバインダータイプのものだけど、カラーバリエーションがあるので、ビジネス用、プライベート用に分けて2つ使い(いや、3つでも4つでも!)してもいいと思う。ちなみにお値段は全て100円。リフィルによっては、2枚入り、3枚入りと複数入っており、大人買いしてもお財布に優しいのが嬉しい。
また、ケースに手を加えてオリジナル感を出すのも楽しそうだ。そういえば学生の頃にシールを貼って、デコったりしてたな~と懐かしい気持ちになる人もきっと多いはず(笑)あと、こういうところに少し遊び心をプラスしておけば、ビジネスシーンでは会話のきっかけにもつながりそう。さらに言えば、センスのよい人にみえるかもしれない。
ただ、注意したい点がひとつ。
6リング用のリフィルはさまざまなメーカーから多彩な商品が出ているけれど、なかには専用のケース・バインダーでしか使えないものもある。購入する前には、必ずサイズが合うのかどうかの確認をお忘れなく!