昔はけっこうお手頃価格だった!?
筆者がRIMOWAのスーツケースを購入したのは、2000年になるかならないかくらいだったと思います(いや、2002年かな!?)。
それはともかく、それ以前の旅の相棒はバックパック。
まさか自分がスーツケースなんていうちゃんとしたものを使って旅に出ることになろうとは思ってもみませんでした。
ちょうどこの頃、仕事で海外に行く機会をいただけるようになり、そろそろちゃんとしたスーツケースじゃないとカッコつかなくなってきた、というのもRIMOWAを購入した理由のひとつです。
じゃあなんでRIMOWAだったかというと、今では考えられないかもしれませんが、20年前のスーツケースといえばドイツのRIMOWAか、アメリカのZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)、このどちらかの二者択一でした。(もちろん他にもスーツケースブランドはあったはずですが、少なくとも筆者の周りでは、という意味)
当時のゼロハリ(こう呼んでいた)のイメージは、とにかく頑丈!でもそれ以上にとにかく重い!
一方RIMOWAはというと、頑丈さでは劣るかもしれないけど、なんとなくスッキリしてるし、使い勝手もよさそうだし、なによりゼロハリに比べて安かった。
たぶんゼロハリの半額くらいだったような……、しかも現在の価格よりも俄然安かった……。(さきほどRIMOWAの公式HPで定価を見てびっくり!)
要はカッコいい割に、決して裕福とはいえない駆け出しのライターでも買えない価格じゃなかったワケです。
今はなきアルミボディの2輪キャリー!
筆者がずっと愛用しているのは、RIMOWAの代名詞ともいえるアルミニウムボディの2輪キャリーケースです。(現在は売ってない)
今でこそポリカーボネイト素材のモデルもあるし、カラーバリエーションも豊富に揃っているようですが、当時はアルミニウムのシルバー一択。選べるのはサイズだけでした。
でも、なんか、その職人気質な感じがよかったんですよね~。
「ウチでは、これしかつくってませんから!」みたいな。
いずれにせよ、今よりも安かったとはいえ、当時の筆者にとってはなかなかの買い物でしたから、とにかくRIMOWAを大切に扱っていました。
シールべたべたの意外な理由とは!?
ところが、です。
若い読者の方には信じられないかもしれませんが、当時は空港で荷物検査を通過するたびにスーツケースにシールを貼られ、カウンターで荷物を預けるたびにシールを貼られ、場合によってはホテルにチェックインするだけでスーツケースにシールを貼られたのです。