一般的なカッターは、もう卒業
届いた段ボールを開梱するときにハサミやカッターを使っていたら「刃がテープでベタベタになった」という経験はないだろうか。
筆者は、もろにこのタイプだ。カッターを使っていた。そして、段ボールの中身の商品にまで刃が届いてしまい、傷つけてしまったという経験も。それでも、性懲りもなくカッターを使い続けていたのだが…。
もっといい方法はないのだろうか、と思っていたところ段ボール開梱専用の「段ボールカッター」なるものがあると知る。
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閉じる通販の利用頻度が増えるとともに段ボールを開梱する機会も増えた、という人も多いのでは?では、どうやって開けているだろうか。ハサミやカッターを使って?それとも素手で?いやいや、「段ボール」には「段ボールカッター」を。これが、いいのだ!
届いた段ボールを開梱するときにハサミやカッターを使っていたら「刃がテープでベタベタになった」という経験はないだろうか。
筆者は、もろにこのタイプだ。カッターを使っていた。そして、段ボールの中身の商品にまで刃が届いてしまい、傷つけてしまったという経験も。それでも、性懲りもなくカッターを使い続けていたのだが…。
もっといい方法はないのだろうか、と思っていたところ段ボール開梱専用の「段ボールカッター」なるものがあると知る。
最近ではネット通販での買い物が増え、家で段ボールの開梱や解体をする機会が昔と比べて圧倒的に増えた。いらなくなった段ボールを解体する作業もなかなか大変なものだ。そこで、段ボールとの共存生活を快適にするために段ボールカッターを手に入れてみた。
段ボールをたくさん開梱・解体しなければならないとき、普通のカッターだと手を痛めたり、ケガしたり、子どもが触れないようになど、色々気を使うようなマイナス面も多かった。
しかし段ボールカッターなら、開けたりバラしたりする作業をストレスなく行うことができるのだ。
●ポイント1 丸い刃先で内容物を守る
刃先が通常のカッターと比べて丸くなっているので、中を確認できない状態でも、中身を傷つけるリスクを大幅に減らしてくれる。
●ポイント2 安全性の高さでスムーズ作業
刃が太いため力を入れなくてもきれいにカットでき、刃が折れにくいという特徴も。全体的に鋭利な刃ではなくギザギザの刃なので、誤って手を切る可能性も低く、安全なので子どもと一緒に作業する場合にも重宝する。
段ボールカッターは主に2種類。
1つはカッターナイフのような感覚で気軽に使える手動タイプ。日常的に段ボールの開梱や解体作業に使いたい場合や発泡スチロールなども切れるので、細かくして処分したいときに便利。
2つめは、大きな段ボールを細かくして処分したいときに役立つ電動タイプ。沢山の段ボールを処理する機会が多い人や、段ボールだけでなく厚めのカーペットなどの硬めの素材も切りたい場合に便利。
使用目的に合わせて選んでみるとよいだろう。
日本屈指の刃物の町、岐阜県関市にある老舗刃物メーカー長谷川刃物の「ダンちゃん」。
刃が長めで、フッ素コーティングが施されたもの。フッ素コーティング仕様は、ガムテームを切っても粘着物が残りにくく、切れ味が長持ちするのがメリット。カッターよりも刃が厚めなので、折れる心配をせずにサクサク切ることができる。カッターの様に途中で止まることもないし、ハサミの様に手が疲れることもない。
段ボールの開梱はもちろん、解体するときにも便利な切れ味。力を入れずとも、面白いくらい段ボールがスムーズに切れるから、段ボールの廃棄時には効率よく作業できそうだ。上の写真でわかるように切り口も美しい。
触ってもカッターのようにスパっと切れるわけではないのでケガをする心配も軽減され、子どもの工作にも使えそうだ。
デザインと機能性に特化した文房具を展開するMIDORIの「ダンボールカッター」。使わないときは丸型に閉じて刃先を収納できるコンパクト設計。
カバンやポケットに楽々収納できるサイズで、本体はグラスファイバー&プラスチックでわずか17gと、とっても軽いので持ち運びにも便利。
180度開閉可能で、広げた時に握りやすい。
しかも、錆びにくく耐久性があるセラミック製の刃は実用性に優れていて、ダンボールの開梱はもちろん、本体のフラット面を水平に当てることで、1枚分の雑誌などの切り抜きにも使えるのだ。
さらに、「ダンボールカッター」の背面には磁石をしているので、家なら冷蔵庫、オフィスなら金属製のキャビネットなどにくっつけて保管できるのも嬉しい限り。
油性マーカーでおなじみのマッキーのキャップに、段ボールに貼られた布テープ、クラフトテープを裂いて開けるオープナーが付属された「マッキーワーク」。
マーカーペンとオープナーが一体化したことにより、段ボールを開ける→箱の中身が何かを書いて保管、伝票の個人情報を塗りつぶす、などという作業が、これ1本あれば完結してしまうという優れもの。
キャップに着いたオープナーは開梱だけを目的としているため、とても小さくプラスチックでできていて、指を切ったり、箱の中身を傷つけてしまう心配もない。ポケットに入れておいても安全で、サッと取り出してすぐに使えるという利点も。
紹介したほかにも、段ボールカッターには、いろいろなタイプがあるので、自分にあった段ボールカッターを探してみるとよいだろう。