雑居ビルの⼀室に幻想⼩宇宙があった
七⼾優(しちのへ まさる)という画家をご存知でしょうか。⽇本のみならずアジア(特に中国)で、多くのファンを持ち、今なお積極的な創作活動を続けている画家です。彼の画⾵はいわゆる「シュルレアリスム」という分野に属しており、深層⼼理を描く画⾵は、深く私たちに多くのイメージを残してくれます。
彼のアトリエは東京多摩地区の⼩都市。駅から数分の場所にある雑居ビル。周囲にはコンビニやファストフードのショップなどが並んでおり、その雑居ビルの⼩さな階段を上がった三階に七⼾優のアトリエがあります。
本当に普通の雑居ビルらしい、安っぽい(失礼︕)ドアを開けると、中から七⼾⽒が迎えてくださり、中に通されます。そして圧倒されるオブジェの数々。さらに焦げ茶⾊の床が激しく存在感を訴えてきます。