ペルーの屋根の上のかわいいヤツ!
有名なマチュピチュ遺跡の玄関口であるクスコをはじめ、ペルーのアンデス山脈エリアを旅していると、民家の屋根の上に牛の置物が飾られているのをたびたび目にします。
身体はずんぐりむっくりで、目がクリっとしていて、表情にはなんだかちょっと愛嬌があります。
で、オレンジ色の瓦屋根の上に、必ず2体1セットになってたたずんでいます(たぶん牡牛と牝牛)。
これは「プカラ牛」と呼ばれる魔よけの一種。チチカカ湖近くにある焼き物の町プカラで多くつくられていたことから、いつしか「プカラ牛」と呼ばれるようになったんだとか。
こちらは実際の「プカラ牛」を少しデフォルメした陶器のお土産です。
ね、かわいいでしょ! ジャスト手のひらサイズです。デザインやカラーリングもなんというか日本人にはない大胆な組み合わせですよね~。
我が家ではさすがに屋根の上に飾るわけにもいかず、かといって玄関からも追いやられ、だいたいいつもリビングのスピーカーの上あたりに鎮座しています。
プカラ牛=シーサー!?
ところで皆さん、プカラ牛を見ているとなにか思い出しませんか? そう、2体1セットで屋根の上にいる姿といい、魔よけや家内安全の役割といい、もう完全にペルー版の「シーサー」なんです。
そんなわけで、我が家にはシーサーもごろごろいます。←どんなわけだ!
沖縄に行くとたま~にシーサーに出会ってしまうんですよね~。
なんていうか、思わず目が合っちゃう。
「ご主人さま~、オイラたちを買っておくれよ~」みたいな目で見つめられたら最後、もう買うしかありませんね。来週沖縄に行くので、また新しいシーサーに出会えるかも。←もういらない!
オシャレ度No.1民芸玩具!
日本でちょっとした北欧家具ブームがあった時に、やたらとオシャレな北欧インテリアに囲まれて馬の玩具がちょこんと置いてあったのをご存じありませんか?