何しろ20年も前の話です。カフェラテもカプチーノも「オシャレなお店で出るコーヒー牛乳」ぐらいに思っていました。
だがしかし!!実際には、もっとはっきりとした違いがあるのです。
結論:ラテは「ミルクが主役」、カプチーノは「泡が主役」
まず結論から言えば、両者の違いはエスプレッソに加えるミルクの「状態」と「比率」。
具体的には、以下のようになります。
「良いカプチーノは軽いんだよ」
ある日、カプチーノを作る練習をしていたとき、師匠がぽつりと言ったこの一言が印象的でした。
「良いカプチーノは軽いんだよ」
つまり、ミルクの泡がしっかり立っていて、空気をたっぷり含んでいる。
そのふわっとした軽やかさこそが、カプチーノの理想の姿なのです。
でも、私は断然カフェラテ派
プロの視点ではカプチーノの泡立て技術に価値があるかもしれません。
でも私は、ミルクのまろやかさとエスプレッソのほろ苦さが絶妙に混ざり合ったカフェラテの方が断然好みです。
特に、蜂蜜を少し加えるのがお気に入り。
角が取れたやさしい甘みが、ミルクの味わいを一層引き立ててくれます。
気分によっては、シナモンを軽く振ってアクセントにすることもあります。
飲み比べてみてわかる、コーヒーの奥深さ
ラテとカプチーノ。どちらも同じエスプレッソをベースにしていながら、
ミルクの加え方ひとつで、香り・味わい・口当たりまでまったく違った体験になります。
次にカフェに立ち寄る際には、ぜひこの違いを意識して選んでみてください。
きっと、これまでより一杯が美味しく感じられるはずです。