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カクテルキットで、おうちカクテル!

コロナ禍によって気軽にバーに行けなくなった昨今、バー好きの間でちょっとした話題になっているのがトップバーテンダー監修によるカクテルキット。おうちにいながらにして、バーテンダー気分を味わえて、さらにはおいしいカクテルもいただけます!

プロが手がけるカクテルをおうちでも!

新型コロナウウイルス感染拡大の影響により、外食はもちろん、外に飲みに行くのもなんとなく憚られる今日このごろ。かといって、おうちゴハン、おうち飲みも、そろそろ飽きてきましたよね?

おうちゴハンに関してはテイクアウトやデリバリーなどいろいろとあるようですが、実はおうち飲みにもステキなMONOがあるんです。それが、トップバーテンダー監修によるカクテルキット。つまりはプロのバーテンダーの方々が、おうちでもおいしいカクテルをつくれるように開発してくれた「カクテル版の献立セット」みたいなものです。

今回は数あるカクテルキットのなかでも、長年ロンドンのバーシーンで活躍されたバー&ドリンクコンサルタント「ABV+」の野村空人さんによる「HOME COCKTAIL KIT by ABV+」をピックアップ。

実際に筆者は、この「HOME COCKTAIL KIT by ABV+」を(自腹で!)注文してみました。

カクテルキットとは、カクテル版の献立セット。

さて、注文の数日後に届いた「HOME COCKTAIL KIT by ABV+」のボックスには、以下のものが入っていました。

・コッツウォルズ ドライジン 46% 100ml×2

・フィーバーツリー インディアントニックウォーター 200ml×1

・フィーバーツリー ソーダウォーター 200ml×1

・サンジェルマン エルダーフラワーリキュール 20% 20ml×2

・カリブ カナドゥー シュガーシロップ 20ml×2

・ガーニッシュ(ドライオレンジ、ドライライム) 2×2

・ジガー 1

・バースプーン 1

ジガーというのは、バーテンダーさんが使用する計量カップのようなもので、15ml30ml45mlといった目盛りが刻印されています。

一方バースプーンは、いわばかき混ぜ棒。これがあるだけで、バーっぽさが格段に高まります!

またボックスの裏ブタには「ジントニック」「フェイザン」「エルダーフラワーコリンズ」という3つのカクテルのレシピが記載されています。今回のカクテルキットには、この3つのカクテルをつくるための材料とツールが入っているというワケです。

さらにレシピの左下にはQRコードも記載されていて、スマホで読み込めば野村空人さん自らご出演の動画を見ながら、よりわかりやすくカクテルをつくれるような仕掛けとなっています。

気分はすっかりバーテンダー!

さっそく動画を見ながら、「ジントニック」をメイキング。まずはグラスにたっぷりのロックアイスを入れて、キットに入っていたバースプーンでロックアイスを回して、グラス自体を冷やします(こうすることで、ジントニックを最後までおいしく飲めるんだとか)。

ねじりのついたバースプーンをうまく回すのは至難の業ですが、グラスのなかでカランコロンと鳴る氷の音がたまりません(これだけで気分はバーテンダー!)。

続いてジガーで容量を計りながらジンとトニックウォーターを順番に注いで、同封されたドライオレンジとドライライムを飾ったら「ジントニック」のできあがり。もう、めちゃくちゃ簡単です!

ドライオレンジとドライライムを飾るだけで、なんだか仕上がりもプロっぽい。

できたてをひと口飲むと、どこまでも爽やかなんだけど、独特の心地いい苦みがあって、とにかくウマい。もちろんプロの味には遠く及ばないんだろうけれど、バースプーンとジガーを使って、きちんと容量を計り、なにより自分でつくったという事実も手伝って、とにかくすごく、おいしいんです。

「カクテルってバーで飲むだけじゃないんだな。おうちでつくってもいいんだな」

それが、率直な感想です! 

カクテルをつくるのは楽しい!

「ジントニック」が想像以上においしくできたので、ちょっとハードルが高い「フェイザン」にもトライしてみました。

「ジントニック」より材料も増えたし、ジガーで計る回数も増えたけれど、「フェイザン」もなかなかの仕上がり。最後に塩をふりかけるなんて、これもまたプロっぽい。

味ももちろんGood! 酸味と甘みと苦み、そして塩味のバランスが最高です。

ちなみにだんだん酔っぱらってきて、次の一杯は適当なレシピでつくってみましたが味はいまひとつでした。やはりカクテルは絶妙なバランスの上に成り立っているんですね~。

そして今回なにより感じたのは、カクテルをつくるのは楽しいってこと!

もちろんジガーは料理用の計量カップでいいし、バースプーンは菜箸やマドラーでも代用できるけど、ジガーやバースプーンを使うと確実に気分はアガります。グラスや氷なんかにもちょっとだけこだわりたいところです。

(その次の段階にいったら、ぜひシェーカーも!)

おうちカクテル。ウィズコロナの時代には、こういうお酒との向き合い方もありなのかもしれません。

というワケで本日の午後は、3種類目のカクテルとなる「エルダーフラワーコリンズ」に挑戦してみたいと思います!

 

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